「人吉・球磨地域公共交通総合連携計画」を公表します

「人吉・球磨地域公共交通総合連携計画」(pdfファイル:約1707.7キロバイト)

 

人吉球磨10市町村(人吉市・錦町・多良木町・湯前町・相良村・水上村・山江村・五木村・球磨村・あさぎり町)では、地域住民代表、交通事業者、学識経験者などで組織する「人吉・球磨地域公共交通活性化協議会」(法定協議会)を設置し、地域公共交通の活性化を図り、将来にわたって公共交通を維持するため「人吉・球磨地域公共交通総合連携計画」を策定しました。その概要は以下のとおりです。

 

人吉・球磨地域公共交通総合連携計画の概要

 

1 人吉・球磨地域公共交通総合連携計画の区域

人吉球磨地域の10市町村(人吉市、錦町、多良木町、湯前町、水上村、相良村、五木村、山江村、球磨村、あさぎり町)

 

2 人吉・球磨地域公共交通総合連携計画の基本方針

(1) ニーズに合わせた公共交通体系の構築による利便性の向上と効率化

(2) 地域が一体となったマイレール・マイバス意識の形成

(3) 将来的に安定して公共交通維持を図るための基盤づくり

 

3 人吉・球磨地域公共交通総合連携計画の目標

(1) くま川鉄道の年間利用者4万人増の計画

(2) 公共交通利便性向上による地域交流の活性化

(3) 公共交通整備との連携による多様な観光客の誘致による地域活性化

 

4 事業の概要及び事業の実施主体

(1) くま川鉄道と連携したバス運行計画の策定(実施主体:くま川鉄道、産交バス)

(2) 駅やバス停におけるアクセス機能の強化(実施主体:関係市町村、くま川鉄道、産交バス)

(3) 地域内交通の運行形態の見直しと新規導入(実施主体:関係市町村、産交バス)

(4) バスのわかりやすさの向上(実施主体:産交バス)

(5) 情報発信の充実(実施主体:関係市町村、くま川鉄道、産交バス)

(6) 公共交通利用啓発活動の実施(実施主体:関係市町村、熊本県、くま川鉄道、産交バス)

(7) イベント列車の運行及び沿線イベントとの連携(実施主体:くま川鉄道)

(8) 観光誘客施策の展開(実施主体:関係市町村、くま川鉄道、産交バス、JR九州)

(9) 輸送安全性確保のための鉄道施設維持管理の計画実施(実施主体:関係市町村、くま川鉄道)

(10) 老朽化している鉄道車両の更新(実施主体:関係市町村、くま川鉄道)

(11) くま川鉄道の組織活性化(実施主体:くま川鉄道)

 

5 計画期間

平成22年度から平成31年度まで

 

6 法第6条に定める協議会の有無 (※法:地域公共交通の活性化及び再生に関する法律)

有 無 : 有

設 立 : 平成21年 4月17日

名 称 : 人吉・球磨地域公共交通活性化協議会

構成員 : 別紙「人吉・球磨地域公共交通活性化協議会 委員名簿」(pdfファイル:約73.7キロバイト)のとおり

 

 

7 法第5条第6項に定められている関係者との協議

平成21年 4月17日 : 人吉・球磨地域公共交通活性化協議会設立承認

平成21年10月22日 : 第2回協議会で協議・承認

平成22年 2月 5日 : 第3回協議会で協議・承認

平成22年 3月 4日 : 第4回協議会で協議・承認

平成22年 3月23日 : 第5回協議会で協議・承認

平成22年 3月24日 : 人吉・球磨地域公共交通総合連携計画公表

 

8 法第5条第5項に定められている利用者の意見の反映

(1) 人吉・球磨地域公共交通活性化協議に地域住民代表も参画しており、5回にわたって協議会で議論を行った。

(2)  各自治体のホームページ上で平成22年2月26日から平成22年3月17日まで意見公募(パブリックコメント)を行った。

 

9 その他

(1)  法第7条による提案の有無 : 無

(2)  国の支援制度(地域公共交通活性化・再生総合事業費補助、鉄道軌道輸送対策事業費補助)の活用を想定

 

 

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