食品ロスとは?
「食品ロス」とは、本来食べられるにもかかわらず捨てられる食品のことをいいます。日本では、食品ロスが問題化しており、ただもったいないというだけでなく、資源の無駄遣いや環境への負荷、深刻な食糧不足等を引き起こす社会問題となっています。
熊本県の令和3年度の食品ロス発生量は、年間約30kg、1人1日あたり約83gの食品ロスが発生しており、これは小さなおにぎり約1個分が毎日廃棄されていることになります。
熊本県の取り組み
熊本県では、令和4年3月に「熊本県食品ロス削減推進計画」を策定し、持続可能な社会の実現を目的に消費者や事業者、関係団体等のみんなで協力し、食品ロス削減に取り組んでいきます。
みんなでできること
熊本県が推進している日常生活で取り組める行動
「食品ロス削減アクション ~四つ葉のクローバー運動~」
- てまえどり
お店の商品棚の手前に並べられているものは販売期限が短いものです。手前からとることで期限が過ぎて廃棄される食品を減らし、食品ロス削減に繋げます。
- 食べきり運動
食事の際に自分が食べる量を考え、食べきことで食品ロス削減ができます。
- フードドライブ
食べる予定がない食材を寄附することをフードドライブといいます。熊本県では定期的にフードドライブ活動を行っています。
- 食ロスチェック
食品ロス発生要因を調査するため、熊本県が食ロスチェックモニターを募集(予定)しています。詳細については、熊本県のHPをご確認ください。
他にもこんなことをやってみましょう
- 必要なものだけを買う
食品を購入する前に購入するものをリスト化しましょう。リスト化することで不要なものの購入を控え、食品ロス削減に繋げます。
- 冷蔵後の中身の確認
週に1回程度冷蔵庫の中を確認し、整理しましょう。整理することで、食材の賞味期限や必要なものを把握し、食材の廃棄や不要な購入を避けることで食品ロス削減に繋がります。
- 30・10(さんまる・いちまる)運動
宴会や懇親会等の飲み会では通常の食事と比べ、大量の食べ残しが発生しています。30・10運動とは、飲み会開始開始後の30分間は食事を楽しみ、飲み会終了前の10分間には再度食事を楽しむことで飲み会での食べ残しを減らす運動です。
まずは、一度自分の食生活を見直してみましょう。ちょっとしたことが食品ロスの削減活動に繋がります。まずは身の回りの小さなことから始めてみましょう。
球磨村役場
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