熱中症にご注意ください!

熱中症は、梅雨明けの7月~8月の気温の高い日中に、屋外での作業や運動をする人に多く発症する傾向にありましたが、近年では5月から気温の高い日が多くなり、室内や夜間、安静時にも発症するなどの事例が確認されています。

令和3年(2021年)の人口10万当たりの熱中症による救急搬送人数は、熊本県は60.14人で全国4位でした。

  • 1位 鹿児島県62.74人
  • 2位 鳥取県62.29人
  • 3位 高知県61.99人

◇熊本県の熱中症情報で、毎日の県内の熱中症危険度が確認できます。

外部リンク:日本気象協会ホームページ

 

熱中症警戒アラートとは?

熊本県内で暑さ指数(WBGT)が33を超える場合に発表されます。

暑さ指数(WBGT)とは・・・

人間の熱バランスに影響の大きい、気温、湿度、輻射熱  ふくしゃねつ  ※1  の3つを取り入れた温度の指標です。 ※2
熱中症の危険度を判断する数値として、環境省では平成18年から情報提供しています。

 ※1  輻射熱とは、地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます。

 ※2  正確には、これら3つに加え、風(気流)も指標に影響します。

暑さ指数では、気温だけではなく、湿度が重要な指数となります。湿度が高い場所だと、汗が蒸発しにくいので、身体から空気へ熱を放出する能力が減少してしまうためです。気温だけでなく、湿度や輻射熱を取り入れた、暑さ指数に着目することが熱中症予防には重要です!
※暑さ指数の単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。

熱中症警戒アラートが発表されたら熱中症予防行動を普段以上に実施しましょう。

熱中症警戒アラート 全国運用中!(リーフレット)

熱中症警戒アラート 発表時の予防行動 (リーフレット)

(1)外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう

  • 熱中症を予防するためには暑さを避けることが最も重要
  • 不要不急の外出はできるだけ避ける
  • 昼夜を問わず、エアコンなどを使用して部屋の温度を調整する

(2)外での運動は、原則、中止または延期しましょう

  • 身の回りの暑さ指数(WBGT)に応じてエアコン等が設置されていない屋内外での運動は、原則、中止や延期をする

(3)普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう

  • のどが渇く前にこまめに水分補給する(1日当たり1.2Lが目安)
  • 涼しい服装にする
  • 屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合は適宜マスクをはずす

(4)熱中症リスクが高い方に声掛けをしましょう

  • 身近な熱中症弱者

 高齢者>子ども>持病のある方等に声をかけ、エアコンの使用やこまめな水分補給を呼びかける

(5)暑さ指数(WBGT)を確認しましょう

  • 身の回りの暑さ指数(WBGT)を行動の目安にする
  • 暑さ指数(WBGT)は時間帯や場所によって大きく異なるため、身の回りの暑さ指数(WBGT)を確認する

 ◇環境省の熱中症予防情報サイトで、地域の暑さ指数の実況と予測が確認できます。

  外部リンク:環境省 熱中症予防情報サイト

 

小さいお子さんや高齢者の方は特に注意が必要です!!

熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です

高齢者は、若年者に比べて体内の水分が少ない上、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなります。また、暑さに対する体の調節機能が低下します。そのため、高齢者は特に熱中症に対する注意が必要です。ご本人だけでなく、ご家族やご近所など周りの方々を含めて、熱中症対策に取り組むことが大切です。

◇高齢者のための熱中症対策(リーフレット)

子どもの熱中症は大人の注意が必要です!

子どもは、大人よりも身長が低く、地面からの距離が近いため、大人が感じている暑さよりもさらに暑さを感じます。
また、子どもは、自分の体調を上手に訴えることが難しいので、日ごろから大人が観察してあげることが大切です。

子どもの熱中症を防ぐポイント

  • 顔色や汗のかき方を十分に観察しましょう
  • 服装を選びましょう
  • 水分をこまめに飲ませましょう
  • 日ごろから暑さに慣れさせましょう
  • 車内に子どもだけを残さないようにしましょう

コロナ禍における熱中症予防!

十分な感染症予防を行いながら、熱中症予防にもこれまで以上に心がけましょう。

◇熱中症予防×コロナ感染防止(リーフレット)

 


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球磨村役場 保健福祉課 健康推進係

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