村長のご挨拶

皆様におかれましては、日頃より村政運営に格別のご支援とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

令和２年７月豪雨災害の発生から、４年４カ月が経ちました。

村では「復興まちづくり計画」を策定し、「被災者の生活再建」と「災害に強い村づくりに向けた復旧と備え」の２つを最優先事項として、復旧・復興に取り組んでまいりました。

以来、渡地区と一勝地地区における災害公営住宅の供用開始や。神瀬地区における宅地かさ上げ事業の推進、遊水地や引堤など防災設備の推進、塚ノ丸団地の造成・分譲の推進など、国・県と連携しながら、居住環境の整備や防災施設の整備を進めているところです。

産業面では、村内全域で被災した農地や農道、林道についての復旧が進んでおり、観光面でも、九州最大規模の鍾乳洞「球泉洞」の営業再開や、「一勝地温泉かわせみ」のリニューアルオープンなど、災害前の賑わいを取り戻しつつあります。

一方で、人口減少と少子高齢化が災害発生以降急速に進んでいます。

村ではその対策として、独自の事業を交えた子育て支援の充実や、高齢者福祉に取り組んでいます。

これからも、災害の経験を踏まえた「安心・安全な村づくり」に取り組んでまいります。

復興を終えるまでには今後も長い時間がかかりますが、ふるさと球磨村のさらなる発展に向けて全力で取り組んでまいりますので、皆様におかれましては、村政に対しまして引き続きご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　球磨村長　　松谷　浩一

村長の予定

令和６年１１月１５日から令和６年１１月２２日まで

※村長の予定は、事情により変更になることがあります。